もし明日、あなたのコインチェック口座が不正ログインされたら――
たった3分で終わる二段階認証を後回しにした自分を責めるはずです。
逆に今すぐ設定しておけば、ハッキングによる99%以上の被害を回避できます。
スマホひとつで完了、もちろん無料。
“未来の自分” が感謝する 180 秒、今すぐ始めましょう。
この記事は2025年6月7日時点での情報で作成しております。
二段階認証が絶対に必要な3つの理由
理由①：資産消失リスクを99%シャットアウト
パスワードだけで守れる時代は終わりました。
二段階認証（2FA）を設定すると、万が一パスワードが流出しても 6桁コードが壁となりログインをブロック。
ハッカーは侵入できず、あなたの資産は無傷で守られます。
理由②：送金時にも二重ロックがかかる
コインチェックでは出金時にも2FAコードを要求。
仮にログインを突破されても、資金移動は完全ストップ。
「気づいたときには残高ゼロ」という最悪の事態を未然に防ぎます。
理由③：巧妙なフィッシングも一撃回避
偽サイトにID・パスワードを入力してしまう被害が急増中。
しかし2FAを設定していれば、偽サイトではコードが発行されないためログイン不可能。
クリックひとつのミスが致命傷になる時代、最もコスパの高い保険が二段階認証です。
準備するもの（たった1分でOK）
必要なのは、以下のたった3点だけ。
今ポケットにスマホがあるなら、この場で完結します。
- スマートフォン
Android／iPhone どちらでも可。ネット接続があれば十分。 - Google Authenticator （無料アプリ）
ストア検索→「インストール」→10秒で準備完了。容量はわずか数 MB。
- コインチェックのログイン情報
メールアドレスとパスワードを控えておく。
設定手順〈スマホ3分で完了〉
STEP 1：ウォレット画面からアカウント設定を開く
アプリの下メニューから「ウォレット」をタップし、右上の人型アイコンをタップしてアカウント画面へ進みます。
本人確認前のウォレット画面。操作できる機能が制限されています。STEP 2：セキュリティ設定画面を開く
「アカウント」ページに入り、セキュリティ項目から「2段階認証設定」および「パスキー認証」が未設定であることを確認します。
今回はまず2段階認証を設定しましょう。
2段階認証とパスキー認証が未設定状態の例STEP 3：セットアップキーをコピー＆安全に保管する
「2段階認証設定」画面で表示されるセットアップキー（英数字32桁）は、今後機種変更や復旧の際に非常に重要な情報となります。
コインチェックの画面上では途中までしか表示されないため、以下のいずれかの方法で安全に保管しましょう。
- スマホのメモ帳やパスワード管理アプリに一時的に貼り付けて全体を確認
- その後、紙のノートや手帳に手書きで写して保管
- 画像での保存はセキュリティ上おすすめできません
※セットアップキーがなければ、スマホを紛失したときの再設定が非常に困難になります。
必ずご自身だけが見られる安全な場所に保存してください。
表示されたセットアップキーを必ず控えておきましょう。STEP 4：認証アプリを選択
「Google Authenticator」を選択します。
Google Authenticatorを選択することで認証が簡単になります。STEP 5：認証アプリで「コードを追加」
Google Authenticatorを起動し、「コードを追加」ボタンをタップします。
認証アプリを開いて「コードを追加」をタップします。STEP 6：「セットアップキーを入力」を選択
表示された2つの選択肢のうち「セットアップキーを入力」をタップします。
「セットアップキーを入力」を選んで、手動で設定します。STEP 7：アカウント名とキーを入力
アカウント名には「コインチェック」、セットアップキーには先ほどコピーしたキーをペーストします。
鍵の種類は「時間ベース」に設定されたままでOKです。
「追加」をタップ。
これでGoogle Authenticatorにコインチェックの2段階認証が設定できました。
 アカウント名「コインチェック」とセットアップキーを入力。 |  セットアップキーを貼り付け、時間ベースを選んで登録する |
STEP 8：コードの更新に注意しながら認証コードをコピー
Google Authenticatorの画面に自動で移ります。
この6桁の数字が30秒間だけ有効な認証コードになります。
認証コードは30秒ごとに自動で更新されます。
コードが切り替わった直後を狙ってコピー（数字をタップすると自動でコピーされます）＆入力を始めると、時間に余裕がありスムーズに設定できます。
残り時間が少ないと途中でコードが変わってしまう可能性があるため、タイミングを見て操作を始めるのがポイントです。
 30秒以内にコードを入力すれば設定完了です。 |  コードは30秒ごとに切り替わります。タイミングに注意しましょう。 |
STEP 9：コインチェックのアプリに認証コードを貼り付け
コインチェックアプリに戻り、6桁のコードを貼り付けて「設定を完了」をタップします。
認証が失敗するのは、6桁のコードをペーストして「設定を完了」をタップするまでにコードが変わってしまっていることが原因です。
コードが更新されたのを確認してすぐに作業をするのがコツです。
セットアップキーを入力して完了ボタンをタップ
これで2段階認証の設定は完了です
これでセキュリティが一段階アップし、安心して取引ができるようになります。
今後ログインや取引の際に2段階認証を求められたら、Google Authenticatorのアプリからコインチェックの認証コードをコピーしてペーストすればOKです。
次は「パスキー認証」の設定に進みましょう。
パスキー認証の設定方法
パスキー認証とは、パスワード不要で安全にログインできる次世代の認証方式です。
ここでは、コインチェックアプリでのパスキー設定方法を画像つきで詳しく説明します。
Step 1：パスキー認証が未設定の状態を確認
2段階認証とパスキー認証が未設定状態の例「設定」→「アカウント」→「パスキー認証」が「未設定」になっていることを確認しましょう。
Step 2：登録されたキーがない状態で「登録する」をタップ
登録されているキーがない状態「パスキー認証」画面に進み、「登録されているキーはありません」と表示されたら「登録する」をタップします。
Step 3：認証コードが登録メール宛に届く
登録メール宛にコードが届く登録してあるメールアドレスに、認証用の確認コードが送信されます。
Step 4：メールアプリで届いた認証コードを確認
メールで届くコードを確認メールボックスを確認し、Coincheckから届いた「パスキー登録に使用する認証コード」のメールを開きましょう。
Step 5：確認コードをアプリに戻って入力
メールで受け取ったコードを再入力受け取った6桁のコードを、アプリに戻って正確に入力しましょう。
Step 6：Touch ID（またはFace ID）で本人確認
Apple Touch IDでのパスキーサインインコード入力後、Appleの生体認証（Touch ID または Face ID）による確認が求められます。「Touch IDで続ける」をタップします。
Step 7：登録されたデバイスが表示される
登録されたデバイスの情報を表示パスキーの登録が完了すると、登録済みデバイス（例：Apple）が表示されます。
これで、次回からのログイン時はパスキーだけで安全にログインできるようになります。
スマホ紛失・機種変更時の対処法
スマホが変わっても、二段階認証を切らさなければ資産は100％安全。
ここでは「失くした」「買い替えた」どちらのケースでも最短で復旧できる手順を紹介します。
① バックアップコードは紙にメモ（30秒）
- 2段階認証設定画面に表示される 32 文字の英数字を必ず控える
- スクショだけは避ける（スマホ紛失時に意味がないため）
- 紙＋家の金庫 or Evernoteなどの暗号化ノートが最強
② 機種変更前に新旧スマホでアプリ同期（2分）
- 旧スマホの認証アプリで「アカウントをエクスポート」
- 新スマホの認証アプリで QR コードを読み取りインポート
- 新スマホでコードが生成されることを確認してから旧スマホを初期化
③ スマホ紛失時は24時間以内に復旧可能
- コインチェックにログインし「二段階認証をリセット申請」
- 本人確認書類＋自撮り写真をアップロード
- サポートが書類を確認 → 最短24hでリセット完了
- 復旧後すぐに新スマホで2FAを再設定
でも一番いいのは、失くす前に同期を済ませておくことなんだ。
二段階認証に関するよくある質問
Q1. 二段階認証って、必ず設定しないとダメですか？
A. 強制ではありませんが、未設定だと資産流出リスクが最大200倍とも言われます。安全に資産を守りたい方には必須の設定です。
Q2. 認証コードが合わないんですが？
A. 多くはスマホの「時計ズレ」が原因です。
設定アプリで「自動日付と時刻」をONにすると、コードが正しく動作します。
Q3. 認証アプリを消してしまいました…
A. 慌てなくて大丈夫。バックアップコードがあれば即復旧できます。
手元にない場合も、本人確認書類＋自撮りで24時間以内に再発行可能です。
Q4. 新しいスマホに変える予定があります。どうすれば？
A. 移行前に旧スマホで「アカウントのエクスポート」を行い、新スマホでQRコードを読み取ればそのまま使えます。
※やっておけば、あとで焦ることはありません。
Q5. スマホが壊れたら、もうログインできないんですか？
A. ご安心ください。
認証リセット申請をすれば本人確認を経て24時間以内にアクセス復旧できます。
Q6. バックアップコードってどこでもらえるの？
A. 二段階認証の設定時にアプリ画面に表示されます。必ず紙にメモして保管しましょう（スマホ内保存はNGです）。
Q7. メール認証だけではダメなんですか？
A. メールは乗っ取られやすく危険です。
アプリ型の二段階認証が業界でもスタンダードです。
Q8. どの認証アプリを使えばいいの？
A. 「Google Authenticator」「Microsoft Authenticator」「IIJ SmartKey」など、無料で信頼性の高いアプリが複数あります。どれでもOKですが、バックアップ機能付きのアプリが安心です。
まとめ｜3分後の安心を今すぐ手に入れよう
二段階認証は「やって当たり前」の時代。
もし今日設定しなければ、明日後悔するかもしれません。
“未来の自分”に後で感謝される決断を、今ここでどうぞ。
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